ケージ  オカメインコ：セキセイインコ用のケージよりも太い針金で、なるべく、高さのある大きなケージを選びましょう。
ゴシキセイガイインコ：オカメインコ用よりもさらに太い針金で、なるべく、高さのある大きなケージを選ぶようにしましょう。

止まり木  中型インコになると、大きさに幅があり、止まり木のサイズも、飼う種によって変わってきます。ペットショップにもさまざまなサイズの止まり木がありますが、どうしても入手できないときは、木の枝でも代用できます。鳥が止まり木をつかんだときに、向き合う指が重ならないような太さの止まり木を用意しましょう。

言葉の教え方  生後２か月くらいまでに、言葉を教えてみましょう。ヒナのころから、毎日名前を呼びながらエサを与えたり、「おはよう」や「こんにちは」などの言葉を繰り返し教えましょう。電話の音や、チャイムなどのモノマネをすることもあります。

エサ  中型インコ類は、セキセイインコ用のエサも食べますが、中型インコ用のエサやヒマワリの種を主食にして、ボレー粉、コマツナなどの青菜、リンゴなどのくだものと、ミネラル分補給のための塩土を与えましょう。

青菜入れ  オカメインコは、コマツナなどの青菜をよく食べます。青菜入れに少しだけ水を入れて、そこに毎日新鮮な青菜をさしておきましょう。

塩土  ミネラルを補給するためや、くちばしの長さをちょうどよくするために、塩土を与えましょう。中型インコ用に、大きな塩土を選びましょう。

引き出し  ふんや、こぼれたエサで毎日汚れるので、引き出しに新聞をしいて、毎日そうじしましょう。

繁殖  コザクラインコやボタンインコはセキセイインコ用の巣箱を、オカメインコやゴシキセイガイインコなどには、中型インコ用の大きな巣箱を選びましょう。繁殖目的には、産卵や子育てをするためには絶対に必要です。

ヒナの育て方  繁殖がうまく成功したら、生後３週間ほどで親から離して、飼い主が育ててみましょう。ヒナから育てれば、手乗りになります。エサは粟玉をお湯で温めたものを、温かいうちに与えます。ふだんは、ヒナを育てるための「ふご」とよばれるものや、飼育箱に入れましょう。

食器  ケージに最初からセットされているエサ入れと水入れを使用しましょう。自宅を留守にするときは、エサが適量だけ出てくるフィーダーがペットショップで売られています。ペットボトルを使った手作りのフィーダーを作ってもいいでしょう。