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用語集
青水
見た目は緑色になった水のことです。これは植物性プランクトンが発生したためで、見た目は悪いですが、金魚にとっては良く、色揚げ効果や水温変化をゆるめる効果があります。冬越の際の栄養補給にもなります。

エアポンプ
人工的に水中に酸素を送るためのポンプのことです。

カルキ
水道水に含まれている残留塩素のことです。カルキ抜きとは、この残留塩素を抜くことです。カルキ抜き剤やハイポなどを使用します。

当歳魚
春にふ化し、その歳の年末までの金魚のことです。

ハイポ
結晶チオ硫酸ソーダのことで、カルキ抜きに使用します。

水合わせ
水温合わせとは別で、新規に入れる魚がいた水質と、水槽の水質を少しずつ合わせていくことです。

ろ過材
水からゴミなどを除去するために通す素材のことです。

赤虫(冷凍アカムシ)
ユスリカの幼虫のことです。小分けで冷凍になっている物がほとんどです。高蛋白、高脂肪のえさで、色揚げ効果もあります。乾燥したものも市販されています。

エアレーション
水中に金魚が必要な酸素を送り込むことです。

換水
水換えのことです。

魚巣
金魚に産卵させるために入れる水草のことです。

スレ
金魚の体にできた擦り傷のことです。水槽内の小物やすくい上げたときにネットなどでできた傷です。

中国金魚
中国から渡来してきた金魚のことです。

稚魚
ふ化したばかりの子どものことです。

水づくり
魚を飼育するのに適正な水質に仕上げることです。水道水に水質安定剤を入れて、カルキや重金属などを除去することです。

明け2歳
春に生まれて、その歳の冬を越した2年目の金魚のことです。

イトメ
イトミミズのことです。生き餌のため流水で保存しなくてはいけません。乾燥したものも市販されています。

温度(水温)合わせ
水槽と金魚の入っている袋の水温を合わせることです。

硝酸塩
窒素を含んだ化学物質のことです。自然界には多く存在し、植物が吸収します。

立ち上げ
水槽を完全に魚を飼育できるまでに水を作って、バクテリアが発生してろ過機能を安定させることです。

ヒーター
水温を人工的に加温するものです。適温で加温を止めるサーモスタット内臓のものと、サーモスタットが別途必要なものがあります。サーモスタットが別に必要なものは、飼い主が水温を設定できます。

薬浴
症状に合わせて治療する薬品を入れた水で病魚を泳がせることです。

亜硝酸
窒素オキソ酸のひとつで弱酸の化学物質で、一酸化炭素を発生します。

色揚げ
体色を鮮やかにし、赤を濃くすることです。

塩水浴
ふつう、塩分濃度が0.5〜0.6%の塩水に金魚を泳がせることです。金魚の体調が悪いときや、病気のとき、新規で迎える前のトリートメントなどで行います。通常、金魚の体は、鱗の外側に粘膜があり、体内に浸透圧による真水の侵入を粘膜で防いでいます。しかし、体調をくずすと、この粘膜が減少し、金魚は体力を消耗しながら粘膜を作り出そうとして、さらに体調をくずしてしまいます。そこで、体液に近い塩分濃度の水によって、体力の消耗を防ぐ働きがあります。金魚の状態によって、濃度を変えて治療することができます。

バクテリア
地球上に数千万種が存在するといわれています。金魚の飼育では、金魚の糞や尿に含まれている有害なアンモニアをニトロソモナスというバクテリアが、亜硝酸に変えてくれます。この亜硝酸をニトロバクターという別のバクテリアが無害の硝酸塩に変える働きをしています。

横見
水槽の横から金魚を観賞することです。水槽の登場によって可能になりました。

鼻上げ
水面で口をパクパクさせていること。酸欠の可能性もあります。

上見
金魚を上から観賞することです。かつては金魚は上見で鑑賞するものでした。

親魚(成魚)
3歳以上の金魚のことです。

中和剤
水道水に含まれている塩素を除去するものです。

肉瘤
ランチュウやオランダ獅子頭の頭部にできる瘤のことです。中身は脂肪です。

ハネモノ
品種としてふさわしくないものです。通常は市場に出回りませんが、ときどき変わったものも見られます。多くの品種はこのハネモノから作出されています。

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