台座  フクロウは、ケージで飼うよりも、足輪をつけて、台座で飼うようにします。台座は、重い木材やブロックなどに、つかまりやすいように、カーペットやタオルなどを巻いて作りましょう。真ん中にヒートンなどを付けて留め具にします。

エサ  エサは、フクロウの種類によってさまざまですが、入手しやすい基本的なエサは、冷凍されているマウスやウズラのヒナがあります。また、鳥肉も食べますが、栄養面で不足する部分があるので、猛禽類用の冷凍のエサが便利です。ペットショップで扱っているところや、インターネットでも入手できます。

エサの与え方  飼いこんで、飼い主に慣れているフクロウなら、飼い主の手から直接、受け取って食べますが、飼い始めは、そうかんたんではありません。最初はエサを台座に置いて、様子をみます。特に冷凍エサは、なかなか受けつけないので、ペットショップで購入時に、どんなエサを与えていたか確認しましょう。

留め具  皮で足ひもをつけて、その先にナスカンをつけて、台座に留めるようにしましょう。足ひもは、フクロウを扱っているペットショップなら入手できます。

水  水は、個体によって、水入れなどから飲むものと、ほとんど飲まないものがいます。最初は、水入れをそっと近づけて、飲むようであれば、容器で与えます。飲まないようなら、毎日霧吹きで、水をかけてやります。この水で水分補給をします。

水浴び  一週間に一度程度、お風呂場などで水浴びをさせましょう。水浴びを好まない個体には、霧吹きで水をかけてやります。水浴びが終わったら、日光浴をさせましょう。ただし真夏の直射日光には当てないように。