Q:ヨーロッパのペストの大流行はネコ狩りから始まった？

中世末からルネサンス期のヨーロッパでは、ペスト（黒死病）が大流行し、ヨーロッパの人口の3分の1が死亡したといわれている。しかし、その原因は、人間によって作り出された。当時、ヨーロッパでは魔女狩りが大規模に行われており、ネコも魔女の使いとされて、数多く殺された。その結果、ペスト菌を媒介するネズミが大発生し、ペストが大流行したのだ。

何度もペストが流行するなか、ネコとネズミの生態系のバランスが必要だということに気づき、ネコを飼うことで、ネズミの大発生を抑え、ペストが終息した。