大昔の化石で知られていた生きもので、現在も姿をほとんど変えずに生きている原始的なものが「生きている化石」である。しかし、最近は、化石が発見されなくても、祖先の姿を残していると思われるものも「生きている化石」と呼ばれるようになった。
「生きている化石」と呼ばれているものは、シーラカンス、ガラパゴスゾウガメ、キタナキウサギ、カモノハシ、カブトガニ、オウムガイ、チョウザメ、スポテッドガー、ムカシトカゲ、ムカシガエル、イリオモテヤマネコ、アマミノクロウサギ、キーウィ、シャミセンガイ、ゴキブリなど、そのほかにもいっぱいいる。