ときどきウンチを食べてしまって困るという飼い主の声を聞くが、これは妙な癖ではなく、れっきとした病気である。食糞症と呼ばれ、精神的なものが原因である。つまり、ウンチを食べるのは、ストレスを感じている証拠なのだ。この病気を治すには、もっと飼い主が飼い犬をかまってやり、よく遊んで、コミュニケーションを取ること。それだけで治ることもある。
どうしても治らない場合には、食事に混ぜる薬がある。薬の成分はトウガラシエキスなどで、その成分がウンチにも含まれるので、食べると苦い。いやな思いをした犬は、ウンチを食べなくなるというわけである。