耳の中に黒いカサカサのものや、どろどろしたものが発生していることがあるが、これはダニの一種のビゼンダニ。目に見えない大きさで、大量発生すると、犬や猫の耳のトラブルの原因になる。治療には、動物病院に行くことは当然だが、食事療法で治すことができる。低カロリーのフードや、別の種類のフードに代えることで改善されることが多い。
犬の耳を家庭でそうじするのは、お勧めしない。犬の内耳は、複雑な形をしていて、めん棒などであっても、ひっかいて、傷を作ってしまうからだ。その傷口から、ばい菌が入り、重大なトラブルを引き起こすこともある。