犬種のほとんどは、それぞれ目的をもって作りだされた。その目的別にグループ分けされるが、分け方は各国の団体によって微妙に違う。日本では10のグループに分けており、ボーダー・コリーやシェットランド・シープドッグなどの牧畜・牧羊犬、ヨークシャー・テリアなどの小獣狩猟犬、柴犬などの原始的な犬、ゴールデン・レトリーバーなどの鳥猟犬、チワワやシー・ズーなどの家庭・愛玩犬、イタリアン・グレーハウンドなどの視覚獣猟犬などがある。
ダックスフントは狩りの獲物の大きさによって、スタンダード、ミニチュア、カニヘンの三つのタイプに分けられる。スタンダードはアナグマ、ミニチュアはウサギ、カニヘンはネズミなどが狩りの獲物である。