メス犬は生後半年から1年になると、最初の生理をむかえる。生理と同時に発情し、その後は、半年周期で生理が来て発情する。生理(発情)の時期には、陰部が大きく腫れ、出血が見られる。若いころは、ポタポタと血が垂れて、室内を汚してしまうことがあるが、成長するにつれて、自分でなめて処理するようになる。発情の周期は個体によって違いがあり、半年から10か月程度の差がある。
発情はふつう半年周期なので、子犬は春と秋に多く見られる。最初の発情のときは、まだメス犬の体や精神が未熟なので、繁殖させる場合は、二回目以降の発情から始めるとよい。