日本犬は、以前は人間の食べ残し、いわゆる残飯をえさとしていた犬種である。古い時代の残飯の中には、魚の頭が必ずといっていいほど含まれていた。この魚の頭には、DHA(ドコサヘキサエン酸)という脂肪酸の一種が多く含まれていた。DHAには、精神を安定させる効果があり、これが不足した日本犬は、ボケてしまう傾向にある。
日本犬にボケが多くなってしまったのには、ドッグフードが関係している。主に、洋犬に合わせて作られているドッグフードには、魚に含まれるDHAがほとんど含まれていない。日本犬は、古い時代からDHAを摂取していたため、ドッグフードではDHAガ不足してしまうのだ。