パピヨンという犬種名は、フランス語で「蝶」という意味。大きな耳がまるで蝶の姿を思わせるところに由来があるが、その自慢の耳が垂れているパピヨンがいる。正式には「ファーレーン」と呼ばれ、数が少ないことから、通常のパピヨンよりも高値で取引きされている。垂れ耳パピヨンも、立ち耳のパピヨン同様、とても優雅な姿をしている。
パピヨンは16世紀のフランス王室で人気を集めた犬種で、王妃マリー・アントワネット(175501793年)にも愛されたといわれている。別名バタフライ・スパニエルとか、コンチネンタル・トイ・スパニエルと呼ばれる。