グレート・ピレニーズ(別名ピレニアン・マウンテン・ドッグ)の足には、オオカミの爪(狼爪)の痕跡が出ることが多い。先祖返りのようなもので、足先とかかとの間に、ブラブラとぶら下がったものが出る。他の大型犬にもまれに出現するが、ふつうは切除してしまう。狼爪が特徴とされるグレート・ピレニーズの場合は、切除せず、そのままにしておくことになっている。
グレート・ピレニーズが登場する『名犬ジョリィ』というアニメが、1981年から1982年にかけて放送されたことがきっかけで、日本でも人気が上昇した。超大型犬としては多くの家庭で飼われている。