闘犬として誕生したブルドッグは、オス牛(ブル)と闘っていた。そのため、長時間、牛にかみついたままでいられるように、鼻がつぶれている。鼻先がつぶれていれば、かみついたままでも呼吸ができるからだ。闘犬が目的だったため、気性が激しい性格だったが、その後、その性格が改善され、おとなしく飼いやすい家庭犬として生き残っている。今では、愛敬のあるつぶれた顔が人気の理由にもなっている。
ブルドッグを飼うときは、顔周辺のしわに気を使うことが必要。食事のとき、しわのすきまに食べかすなどが溜まり、それが原因で皮膚病にかかる場合もある。毎日、顔のしわのすき間をタオルなどで拭いてやろう。