ニホンザリガニ

11月 29, 2012 by     No Comments    Posted under: 小動物
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ニホンザリガニペットいっぱいの動物ブログ


またまた入稿作業で、寝る間もなく過ごし、更新をさぼってしまいました。

 

そんなわけで、新しいネタもなく、考える暇もなかったのですが、

仕事中に写真選びをしていて、過去のニホンザリガニの写真が出てきたので、

今日は、過去に飼育したニホンザリガニについて、ちょこっとだけ紹介します。

ニホンザリガニ

 

 

 

 

 

 

 

 

ニホンザリガニは、かつては東北地方に広く生息していましたが、

現在では北海道、青森、秋田、岩手の限られた地域にしか生息しておらず、

環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

秋田県大館市の生息地は天然記念物に指定されています。

日本固有の貴重なザリガニです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ニホンザリガニを飼育するには、水を冷やすためのクーラーが必須で、

私が飼育することになったころは、まだまだクーラーが高く、とてもホイホイと

購入できるものではありませんでした。

というのも、ニホンザリガニは、生息地を見てもわかるように、

水温を低く設定しなければ、飼育し続けるのは不可能なのです。

夏場でも15度程度をキープし、春や秋では10度、冬では5度なんて

冷たい水を確保することが重要なのです。

真冬の場合は、自然界では水が凍結するので、温度が安定している土の中にもぐっています。

飼育では、そんな環境を再現する必要がありますが、これは簡単ではありません。

なぜ後ろにタナゴがいるのか、忘れてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私が飼育を始めたころは、秋の終わりだったので、家の中でも気温があまり上下しない

北向きの玄関のわきに置いてありました。

冬の間は、陸地などを再現しましたが、冬眠するには至りませんでした。

冬の間も食欲は旺盛で、市販されているザリガニのえさや、にぼし、ごはんつぶなど、

さまざまなものを食べていました。

春になり、水温計とにらめっこしながら、ペットボトルに水を入れて凍らせたものを

水槽内に入れて水温が急激に上がるのを避けたりしていました。

しかし、気温の上昇には勝てず、初夏には水温が20度を超える日も多くなりました。

それでもニホンザリガニくんは頑張って元気にしていましたが、さすがに水温が25度を超えるころから

元気がなくなったように見え、クーラーを効かせた部屋へ移動。それでも、水温は23度がいいところで、

凍らせたペットボトルでしのいでいました。

努力はしたのですが、結果は残念なことに、夏を越えることなく、死んでしまいました。

初夏までは元気にしていたのに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

そのときは、冷温飼育が必要な生き物は二度と飼育するまいと思いましたが、

これを克服しなければ、いろいろな生き物のことを知ることはできません。

いろいろと考えたあげく、冷蔵庫も考えましたが、やや温度調節の幅がせまいので、

最近、一般向けにもいろいろな種類がある、ワインクーラーが最適かなと思っています。

ワインクーラーは、やや高めですが、それほど大きくないものであれば、

5〜20度くらいの範囲で設定できます。

ちなみに、サンショウウオ類なら、冷蔵ショーケースもいいようです。

設定温度は3〜10度ほどで、冷蔵庫と同じようなものですが、

けっこうマニアは使っている方、多いようです。

ショーケースには、冷温両方が可能なものもありますが、ほとんどが単純に切り替えなので、

冷やす方は3〜10度程度、温める方は55度となり、生き物の飼育には向いてません。

 

ワインクーラーを購入しようと考えるなら、ニホンザリガニのときにクーラーを買ってやればよかったと思います。

しかし、冷蔵ショーケースなら、いろいろなものを一度に飼育できるという利点もあると思うんですよね。

 

きちんと飼育が成功してから言えというものですが・・・反省。

 

 

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