夏休み自由研究(その2)

8月 30, 2012 by     1 Comment     Posted under: 昆虫
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夏休み自由研究(その2)ペットいっぱいの動物ブログ


夏休みの自由研究なんて、夏休みがもう終わりじゃないかと怒られそうですが、

まだ、自由研究が終わってない子どもたちのために、時間はかかりますが、

頑張れば1日で仕上げることができる自由研究をひとつ紹介します。

今年は8月31日が金曜日で、9月1日と2日の土日まで猶予はありますから

頑張ってみましょう。

 

その自由研究はセミの羽化の観察です。

男の子向けではありますが、夕方から翌日の早朝で観察が終了するので、

短時間で、しかも感動もできる自由研究です。

 

まずは、おうちの方と、夕方、少し暗くなった頃、公園など、地面が土のところで、

セミの幼虫が地上を歩いているものを探しましょう。(ここだけが大変かもしれません)

その幼虫を観察しやすいように自宅に持ち帰ります。

このとき、直径が5㎝、長さ50㎝以上の枝を用意しておきましょう。

マンションの場合はベランダに立て、一戸建ての場合は玄関や庭(庭の木でもOK)にセットします。

そこに、セミの幼虫をつかまらせます。

このとき、幼虫は、羽化しやすい場所に移動しようとしますから、

幼虫の動きが止まるまで、手で行く手をさえぎり、できるだけ観察しやすい場所に誘導します。

幼虫があきらめて、じっとしたら、いよいよ羽化が始まります。

ここからは、およそ30分くらいで、羽化してしまうので、見逃さないように観察しましょう。

幼虫の殻から成虫が完全に出ると、ここからは1時間ほどかけて、羽を伸ばします。

このときの成虫の色は、アブラゼミでは美しい薄緑色です。

ここまでくれば、セミの羽化の自由研究は半分終わったようなものです。

それぞれの過程を、写真に撮っておいたり、子どもにスケッチさせるといいでしょう。

また、このときに、気づいたことをメモしておき、あとで自由研究のまとめのノートなどに清書します。

ノートには、撮った写真やスケッチを貼り込みましょう。

穴から出てきたアブラゼミの幼虫

幼虫の動きが止まると羽化の始まり

 

 

 

 

 

 

 

 

羽化その1

羽化その2

 

 

 

 

 

 

 

 

羽化その3 セミのイナバウアー(古い?)

羽化その4 強力な腹筋でぬけがらにつかまる

 

 

 

 

 

 

 

 

羽化その5 羽がのびるには時間がかかる

羽化その6 朝までに完全に体がかわく

 

 

 

 

 

 

 

 

羽化したセミは、体や羽がかわいて、完全に色が変わるのは、明け方近くになるので、

成虫が羽化したところで子どもは一眠りし、早起きして、最後の観察をしましょう。

寝坊すると、セミは飛んでいってしまうので、気をつけてください。

 

1日頑張れば、セミの羽化の自由研究はできあがります。

羽化の様子も感動するので、ぜひ、お子さんと一緒に観察してみてはいかがでしょうか。

1 Comment + Add Comment

  • これやってみたい!
    けどセミ怖くて掴めない…

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