なつかしのペットたち(クロハラハムスター編2)

11月 10, 2012 by     1 Comment     Posted under: 小動物
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なつかしのペットたち(クロハラハムスター編2)ペットいっぱいの動物ブログ


先日に引き続き、なつかしのペットたち「クロハラハムスター編」のその2をお届けします。

じっとしてればかわいい顔。

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に輸入されたもので撮影し、指をかまれ、大出血しながらも、

今度は、飼育をしろとの指令を受け、輸入第2弾の個体の中から、選抜することになりました。

しかし、輸入されてすぐに引き取るのも何なので、少しの期間、ペットショップにて

様子を見てからということになりました。

このペットショップは、当時、大変有名だった埼玉の越谷にあった某「B・B」で、

社長は、珍しい、または難しい種に対しては、熱心にさまざまな研究・観察をされる方で、

今でも私は大変お世話になっております。

 

まずは、ペットに適応させるには、凶暴さを取り除くことが重要です。

しかし、輸入された個体で凶暴さを取り除くのは不可能なので、

繁殖を試みて、その子どもを飼い慣らす作戦を立てました。

もちろん、「B・B」の社長主導です。しかしながら、繁殖させるためには、

オスとメスを一緒にし、交尾させなければなりません。

これがまた難しく、同種であっても、お互いを攻撃してしまい、

命を落としかねません。交配は慎重に行われました。

 

その後、交尾も行われ、資料を調べ尽くし、妊娠期間である18〜20日を経て、

約7gの子どもが、確か6匹誕生しました。

私が飼育することになったのは、このうちの1匹です。

子どもは、ゴールデンハムスターの子ども同様、毛はなく、目も耳も開いていません。

このときの写真は、残念ながら、私は撮影していませんでした。

参考までにゴールデンハムスターの出産当日の赤ちゃん。クロハラハムスターの赤ちゃんも似たような感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誕生から約1か月後に、ついに、私が引き取ることになりました。

大きさもまだ、成体には及びませんが、凶暴さだけは、親から引き継いでいました。

最初はこんなサイズのケージに入ってました。

凶暴ですが、さわることも可能でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

自宅では、当初は小さなケージで飼育し、えさは毎日、私の手から渡すようにしました。

しかし、気を抜くと、えさのにおいをかぎながら、そのままえさを通過し、私の指先に

食らいつこうとします。毎回ドキドキのえさやりです。

 

そうこうしながらも、我が家の環境にも慣れてきて、えさの時間、声をかけると、

ちゃんと巣箱から出てくるようになりました。

ちなみに、巣箱は、当初からセットしましたが、通算で20個は用意した記憶があります。

というのも、新しい巣箱を入れてやると、ほぼ1日でバラバラに分解してしまうのです。

結局、木製のものはあきらめて、樹脂製のものに切り替えました。

また、えさの種類は、ヒマワリ、ハムスターフード、リンゴ、ニンジン、サツマイモと季節の野菜を

与えていました。

眠りからさめて、えさ待ち中。

えさ待ち中に、またウトウト・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

えさを食べて満足すると、こんな感じで眠りにつきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

最終的には、飼育容器も、小型のケージから、大型のケージ、60センチ水そう、90センチ水そうと

ステップアップし、床材にはウッドチップをしき、水の場合には、ふたに加え、ふたの重しに鉄アレイ

8kgを乗せていました。

ジャンプ力もあって、60センチ水そうはふたまで簡単に届きます。少しふたがずれて、脱走の危機です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終的には、生後約2年半で亡くなりました。

インターネットなどで調べてみると、寿命が8年前後となっていますが、

私の持っているヨーロッパの動物図鑑(洋書)や多くのサイトでは、1年半〜2年になっています。

体が大きいといっても、さすがに8年はちょっと長い気がします。長くても3〜4年だと思います。

寿命についても、輸入されることがあれば、じっくり調べたいと思うのですが、

現在は、ヨーロッパでは保護動物にもなっているため、なかなか実現は難しそうです。

今や、貴重な動物となってしまいました。

 

1 Comment + Add Comment

  • 始めまして。何となく、「クロハラハムスター」で検索して、こちらに辿り着きました。
    私もかれこれ15年くらい前に、クロハラハムスターを飼っていましたヽ(^。^)ノ
    まだ子供のクロハラハムスターでしたが、最初の1週間くらいは、猛獣かと思いました・・・体の大きさに似合わず、かなりのビビリだったみたいですねー。
    でも、どんどん馴れてきて、名前を呼ぶと来るようになり、指に付けた小さいご飯粒なども上手に食べるようになりました。毎日、部屋の中を散歩させてましたが、ゴールデンハムスターよりも知能は高いと感じましたねー。
    やはり、2年くらいで旅立ってしまいましたが、本当に楽しい思い出です。
    飼育されてた方の話を見れて嬉しかったです.(*^。^*)

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