犬屋敷跡
昨日は、仕事の関係で、中野の区役所にある犬屋敷跡地に行ってきました。
犬に関連する情報をいろいろと集めてまして、その一環として見てきました。
この犬屋敷なるものは、江戸時代の5代将軍、徳川綱吉による
「生類憐れみの令」によって、犬を含めた生き物たちを大切にしろとのお達しにより、
当時の江戸の町には、野良犬があふれてしまったそうです。
その対策として、現在の中野区役所を中心として、この一帯を
犬を保護する囲いを設けたそうです。その広さは約30万坪(想像もつきません)もあったそうです。
その中に、8万数千頭の犬がいたそうです。
現在は、その犬屋敷跡地には、犬の銅像があり、犬屋敷らしき名残のようなものはありません。
この「生類憐れみの令」には、賛否両論、さまざまな意見もありますが、
私個人的には、どんな姿をした犬がいたのか、見たかったものです。
この時代には、すでに外国の犬種も輸入されていて、日本に土着していた犬との交雑もあったでしょう。
ペットとして飼われていた犬もいました。
江戸時代といえば、江戸庶民はいろいろなペットを楽しんでいたようで、
「豆斑」と呼ばれるネズミも飼われていました。
これが現在の「パンダマウス」ですが、一時期、日本からはパンダマウスは姿を消してしまいました。
しかし、外国に輸出されていた系統が残っていて、近年のペットブームにより、逆輸入されて、
日本でも復活したんです。外国の系統を残す努力は大したもんですね。
この「パンダマウス」の写真も、最近撮影しました。
おどろくことに、その中には、純白の「パンダマウス」もいました。
こうなるとパンダでもありませんが、ふつうのマウスと違い、体も小さいし、
目は黒なので、とてもかわいらしいです。
ハムスター風に「スノーホワイト」と呼びたいところです。