カブトムシ
今年の夏は、久しぶりにカブトムシの卵を採ろうと、
夏の終わりになってから、野外で捕獲したオスとメスのカブトムシを
同じ飼育ケースに入れて、交尾から撮影を開始しました。
飼育ケースを置いてある部屋は、ほかの動物たちもいるため、
夏の間は、エアコンで最適な温度に保っているため、カブトムシも
比較的長生きし、9月24日現在、まだ、元気にしています。
そのため、産卵に気付くのが遅く、飼育ケースの底を見てみると、
すでに幼虫の姿が・・・。
慌てて、成虫を別のケースに移し、マットをほじくり返したところ、
確認できただけで、27匹の幼虫と、4個の卵を発見。
早速、撮影の準備と、用意しておいたプリンカップ、腐葉土を引っ張り出して、
撮影しながら、小分けにしていきました。
卵は、産卵直後では、透明感のある真っ白な色ですが、今回は、
すでに時間が経過していたので、やや黄色くなっていました。
マットを少しずつ、スプーンを使って慎重に掘っていくと、
孵化して3時間ほどと思われる初令幼虫を発見。
さらに、もう2令と思われる大きさの幼虫も、ケースの底から出てきました。
このまま、しっかりと湿度、温度管理をして、
来年の夏、カブトムシの豊作になるよう、1年間頑張ります。