キジバトが我が家に(その2)
我が家の庭のマテバシイに巣作りし、抱卵を始めたキジバトの情報です。
親鳥の行動を観察していると、早朝、気温が上がり始めると、
巣を離れ、えさを食べに出かけています。
その間に、巣の中の卵を確認しようとしていたら、
親がすぐに戻ってきてしまいました。しかし、通常数の2個の卵を確認。
それにしても、1年中繁殖するキジバトとはいえ、
なぜ、こんな季節に? と思いましたが、思い当たることがありました。
我が家の周辺には、まだ自然が多く、ヘビのアオダイショウも多く生息しています。
一昨年には、我が家の動物部屋に侵入してきたアオダイショウの子どもを飼育し、大きく育っています。
また、毎年、夏には、隣近所からヘビが出たから駆除してくれと頼まれます。
捕獲できた場合には、そのまま、離れた場所の草むらに放蛇してます。
多くの場合は、殺してくれと頼まれるのですが、そのたびに、
ヘビを殺すと、ネズミやカモが増えすぎて、今度はそれらの害が発生するよと説明しています。
実は、アオダイショウも、カルガモなどに見つけられると、追いかけ回されたりして、
いつもいつも、カルガモのひなを食べているわけではないんです。
そんなアオダイショウが、先月の気温低下のころから、姿を見なくなりました。
これを機に、キジバトも安心して繁殖を開始できたのではないでしょうか。
アオダイショウにとっては、木に登ることなんて朝飯前ですから、そこで営巣しても
すぐに卵を食べられてしまいますからね。
洗濯物を干しながら、無事にひながかえることを祈りながら観察している今日この頃です。