我が家のチンチラ満10歳
先日、仕事のからみで、我が家のチンチラを撮影し、
幼かった頃の写真もいっしょに探していました。
すると、デジタルカメラに移行する前の2002年撮影分の中から
我が家のチンチラの誕生直後と、生後3か月ほどの写真が出てきました。
思い起こせば、今年で満10歳になったのです。
特に名前はありませんが、我が家では、「ブーブー」と鳴くため、
「ブー」の愛称で呼んでいます。
ブーの誕生には、やや悲しいエピソードがありました。
高齢だった母親は、出産2日後に死亡。
生まれた子ども2匹のうち、1匹も1週間後に死亡してしまいました。
当時の記録を読み返してみると、残ったブーをなんとかして生かしてやろうと
家族ぐるみで世話をしました。
一番の問題は食事でしたが、初乳は、母親の生前になんとか飲んでいたので、
母親を失ってからのミルクです。当時は、すでに小動物用のものが市販されていたので、
小動物用ミルクと、犬用のエスビラックを使用していました。
また、チンチラは、生まれたばかりの子どもには、すでに体毛があり、目は開き、
活発に動き回って、やわらかいものであれば、生後すぐに自分で食べられるようになります。
そのため、ハムスターの赤ちゃんよりは、世話が楽ではありました。
家族で交代のミルクやりや、親、兄弟を失った寂しさをまぎらわし、保温のためにも、
だっこしたり、ポケットに入れてやったりと、少々過保護ぎみの世話を続けた結果、
無事に成長し、10歳の現在も、元気にしてます。
チンチラの長寿記録は27歳にもなるようなので、今後も大切に育てていきたいと思います。