海の毒々生物大集合

11月 15, 2012 by     No Comments    Posted under:
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海の毒々生物大集合ペットいっぱいの動物ブログ


かなり冷え込んできた今日このごろですが、

みなさん、体調管理には十分気をつけてください。

 

最近、ちまたでは「セアカゴケグモ」という、外来種の有毒グモが話題になっています。

もともとは、オーストラリア原産の小さなクモですが、1995年ころに日本でも確認され、

今や、全国的な広がりをみせています。

しかし、私はセアカゴケグモの写真を持っておらず、見たこともないので、くわしく説明できません。

みなさんには、家のクモが潜んでいそうな、屋外に設置されている水道栓や水道メータが納められている場所、

あるいは物置の中などでは、十分注意してください。もしかすると、あなたの身の回りにも、

すでに存在しているかもしれません。

 

ということで、今日は、毒つながりということで、これも最近、ニュースでも取り上げられていた、

海水魚の「ソウシハギ」を紹介します。

ソウシハギは、南方の海にすむカワハギのなかまで、日本ではそれほど関係ないような気がしますが、

私は沖縄の海で目撃し、実際には、温暖化の影響もあってか、本州中部以南にも生息が確認されています。

この魚を食べると、フグ毒のテトロドキシンの70倍もの強さのパリトキシンという毒があり、

半日で死に至るといわれています。その毒素は、おもにイソギンチャクなどを食べるため、その毒が

体内に蓄積されるようです。

あまりいい写真ではありませんが、ソウシハギです。

 

 

 

 

 

 

 

 

海には、ソウシハギのほかにも、かなり身近なところで、ゴンズイやミノカサゴ、ハオコゼ、ルリハタ、

沖縄など南の海では、オニダルマオコゼが猛毒をもっていて、ふだんは比較的水深の浅いところの

砂にもぐっているため、干潮時には、人間が歩いて行けるような浅瀬にも潜んでいることがあります。

背びれにあるとげに毒があるため、浅瀬を歩いていて、砂にもぐっているオニダルマオコゼをふんずけて、

背びれの毒針が足の裏に刺さってしまうのです。ビーチサンダルくらいなら、突き抜けてしまうので、

ひじょうに危険です。

ゴンズイ 幼魚は群れになり、ゴンズイ玉と呼ばれます。

ミノカサゴ 背びれに毒針があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ハオコゼ 毒は大したことありませんが、砂地にたくさんいます。

ルリハタ 体の表面に毒腺があり、驚いたり弱ると毒を出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オニダルマオコゼ 背びれに猛毒があります。

砂にもぐるオニダルマオコゼ。こんなもん、ふんずけたらたまったものじゃありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほかにも、海には多くの有毒生物が生息していますが、ここで説明していくと、ものすごく長くなってしまうので、

今回はこのへんにしときます。

 

 

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