身近な川

11月 16, 2012 by     No Comments    Posted under: いろいろ,
このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 身近な川
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed
身近な川ペットいっぱいの動物ブログ


我が家の近くには、大きくはありませんが、川があります。

私がこの地に住み始めたのは、もう30年も前になります。

その当時、この川は、普通に護岸された川で、ゴミだらけで、

ときには洗剤の泡のようなものも浮かんでおり、生き物らしいものを見かけることは

ほとんどありませんでした。

 

しかし、今から10年ほど前、突然工事が始まり、川のフェンスがきれいになり、

川の一部には降りられるようになりました。

また、ただのコンクリートの底だった川の中に、土が入れられました。

すると、なんということでしょう。すぐに土の部分には草が生え始め、

1年もすると、菜の花などの花も咲くようになりました。

 

近辺の下水処理も行われたのか、水質の確認のためだと思われますが、

コイが泳ぐようになりました。水質が安定してくると、水生昆虫が多くなり、

魚もオイカワなどが群れで泳ぐようになりました。

 

さらに、5年ほど前からだと思いますが、スッポンが生息していることも確認。

最大で3匹を々日に目撃しました。このうち2匹は、かなり小型だったため、繁殖もしていると思われます。

以前もちょこっと紹介しましたが、アオダイショウも生息しています。

アカミミガメやアメリカザリガニ、ウシガエル、ヒキガエルも確認しました。

数日前に撮影したスッポンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように環境が自然に戻ることで、いろいろな鳥もやってきます。

カワセミはすでに長い間すみついて、若い個体もよく見かけます。

カルガモは常駐していて、毎年、ひなの泳ぎが通行人を楽しませています。

最近は見かけなくなりましたが、カワウとコサギの妙なペアがよくいました。

つい数日前に撮影したカワセミ。

毎年、春にはひなが期待できるカルガモ。

 

 

 

 

 

 

 

 

妙なカップルのカワウとコサギ。

 

 

 

 

 

 

 

 

すごく田舎の川の出来事のように思えますが、我が家から徒歩120歩ほどの川の

わずか100メートルくらいの範囲のことです。ちなみに東京都です。

コンクリートの川から、人工的とはいえ、土手を作ったことで、

わずか10年ほどで、これだけの自然がもどってくるのです。

川には土が大切ということがよく理解できました。

Got anything to say? Go ahead and leave a comment!

XHTML: You can use these tags: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

最近のコメント