地球外生命体?
先日、AKBの大島優子さんのブログに、ゲジが登場して話題になっていました。
ゲジを「友達」と呼べる彼女に感心し、そのコメントにも共感しました。
そこで、今回は、ゲジではありませんが、私はオオゲジとともに、
これは宇宙からやってきた生命体ではないかという生物を便乗させてもらって
ちょっと紹介します。
ちょっとグロです。
大島優子さんが、ブログに公開した写真はゲジと呼ばれる、ムカデのなかまで、
体長は3センチほどの生き物です。
こちらは、日本に分布するもう1種のオオゲジ。体長は7センチにもなり、背中には
明るい黄色からオレンジ色の斑紋があります。
どちらも、攻撃性は少なく、人の気配を感じると、ササササーっと、その多くの足を
動かして、逃げていきます。ちなみに、オオゲジのたくさんの足は、15対あり、
幼体では少なく、成長とともに脱皮をして、足の数が増えていきます。
さらに、地球外生命体ではないかという生物のひとつが、
タンザニア・バンデッド・ウデムシで、広い意味ではクモのなかまですが、
クモ綱ウデムシ目に分類される生物です。
長い足と扁平な体、気味が悪いほど伸びた触角があり、
名前の通り、触肢と呼ばれる腕が異様に長く、トゲトゲしているのが特徴です。
さらにさらに、日本には分布していないものの、世界に12科1000種以上が知られている
ヒヨケムシ。これもクモ綱ヒヨケムシ目と独立した生物です。
おもに熱帯の乾燥した半砂漠や砂漠に生息していて、昆虫や哺乳類、鳥などの小動物を捕食します。
私が撮影したものでは、エジプト産のものばかりですが、その容姿は、
今までのの認識が根底からくつがえるようなものです。
今回紹介した地球外生命体にしか見えない生物たちも、地球上では何かの役に立っています。
ある動物を捕食して、生物の数をコントロールしているのです。
日本の人家にもたびたび現れるアシダカグモや、今回紹介したオオゲジなどは、
ゴキブリを補食してくれるので、見た目はいまいちでも、人間にとっては害虫を食べる益虫と
いってもいいでしょう。また、それぞれの生物たちも、必死で生きていて、
見た目が悪かろうが、しっかりと子孫を育てていくのです。
立派なものなのです。