動物クイズ パート2解答
前回の野生動物クイズの解答です。
クイズ1の「世界の四大珍獣はどれ」の答えは、
③のボンゴです。
ボンゴは、ウシ目ウシ科の動物で、体長は170〜250センチ。
体高110〜130センチ、体重210〜405キログラムの動物です。
かつては、ジャイアントパンダやオカピ、コビトカバとならんで、
生態が謎につつまれた動物だったために、それまでの三大珍獣に加えられ、
四大珍獣のひとつとなりました。
日本では、神奈川県の金沢動物園や、名古屋の東山動物園で見られます。
クイズ2の「シロサイの口先はどうなっているか」の答えは
②の横にひらべったい形です。
シロサイとクロサイのちがいは、体の色ではなく、食物である植物を
どの場所からどうやって食べるかです。
クロサイは、おもに低木の葉を食べるため、とがった口先で、
枝から葉を引きちぎります。
シロサイは、地面に生えた草を食べるため、口先が横にひらべったく、
一度に広い範囲の草を食べるのに適しているのです。
シロサイの名前も、この口の形が由来していて、現地の人は、
この口を「ワイド」と説明したのですが、それを聞いた西洋人は
「ホワイト」と聞き間違いをして、それが現在のシロ(白)サイになったといわれています。
体の色も、確かに白っぽい、黒っぽいということはありますが、
体の色は生息地の土の色によって、ずいぶん変わります。
クイズ3の「バビルサのオスの顔の変わった特徴は」の答えは
①の長い牙が顔に突き出しているです。
イノシシのなかまのバビルサのオスは、牙が長く伸び、
外側の1対の牙は、下あごの牙(犬歯です。)顔から突き出しているのは、
上あごの1対の牙で、これらの牙は伸び続けるため、ジャワ島の動物園で飼育されていた個体は、
牙が頭に刺さってしまったそうです。
この牙の役割は、メスへのアピールで、牙が長く、折れたりしていないオスが
好まれるようです。
今回のクイズはいかがでしたでしょうか。
また、問題を思いついたらクイズを開催します。