世界最大の淡水魚
私は一時期、古代魚に興味があり、実際に飼育していたこともありました。
そんななか、ペットとして流通しているものに、あの、世界最大の淡水魚の
ピラルクーがいることに驚愕した覚えがあります。
ピラルクーは、アマゾン川流域に生息し、体長は3メートル、
最大のものでは、5.4メートルという記録もあります。
肉食性で、ほかの魚を補食します。
えら呼吸のほか、うきぶくろを肺のように使い、空気呼吸もおこないます。
ペットショップに流通していたピラルクーは、体調20〜30センチの幼魚が多く、
体色は黒っぽく、成魚のような赤みはありません。
オスは、卵を口の中に入れて保護することも知られています。
寿命は、飼育下で15〜20年です。
日本国内の水族館などでも巨大なピラルクーを見ることができます。
伊豆の熱川バナナワニ園や箱根水族館、アクアトト・ぎふなどなど、
水族館でも人気の魚です。
ちなみに、ピラルクーとならんで、世界最大級の淡水魚として知られているのは、
メコンオオナマズや淡水エイがいます。
これだけの巨大魚を、一般に飼育するのは現実的に不可能ですね。
大金持ちなら可能かも?