おもに鳴き声を重視して作りだされた品種です。ドイツで改良されていて、日本には、１９００年代中ごろに輸入されました。名前のローラーは、オスが玉を転がしたように美しい声でさえずることに由来しています。鳴き声を中心に改良されたために、羽色に決まりはありませんが、緑色っぽいもののほうが低音、黄色っぽいもののほうが高温の鳴き声を出します。ほかのカナリアとは比べものにならないほど、きれいなメロディーを奏でます。