ケージ  ハムスターのケージは、さまざまな種類がたくさん市販されています。初めてハムスターを飼育する人は、スターターキットなどが便利です。

トイレ  トイレをセットしておくと、トイレを覚えます。最初は、ハムスターのウンチなどを入れて、においを覚えさせましょう。

巣箱  ハムスターが安心できる巣箱を用意しましょう。木製や陶器製のものがいいでしょう。

食器  ハムスターがかじってぼろぼろになってしまわないように、硬い陶器製のものや、ステンレス製のものを選びましょう。

エサ  主食のハムスターフードのほかに、ヒマワリの種や、ニンジン、サツマイモ、リンゴなどを与えましょう。水分の多い野菜類は、水分補給のためにも重要です。

遊び場  巣箱のほかに、ハムスターがもぐったり、登ったり、くぐって遊べる遊び場を用意するといいでしょう。よじ登ることで、ハムスターのつめの伸びすぎを防止することができます。

おもちゃ  ハムスターの運動不足、ストレス発散のために、おもちゃを入れてあげるといいでしょう。木製のシーソーや、室内を転がって遊べるハムスターボール、トンネル生活を思い出すパイプなどがあります。しかし、ハムスターは夜行性の動物なので、夜中に音のうるさいおもちゃは、飼い主のストレスがたまってしまうかもしれません。注意しましょう。

プラスチックケース  ケージのほかにも、プラスチックケースや水そうで飼えます。ハムスターの種類によって、プラスチックケースの大きさを選びましょう。セットする用具は、ケージとほとんど同じです。

回し車  ハムスターの運動不足解消のために、回し車をセットしましょう。回し車を使わないハムスターもいますが、しばらくすると遊ぶようになります。

給水器  毎日新鮮な飲み水を、給水器で用意しましょう。

床材  床材には、ウッドチップや牧草が必要です。これらの床材は、ハムスターの保温材になるほか、足元のクッションにもなり、牧草だと食料にもなります。また、ジャンガリアンハムスターなどの小型ハムスターの場合、床材を深めに入れておけば、巣箱がなくても、床材の中にもぐって、トンネルにし、そこを巣にします。

その他  ハムスターの飼育のために、あると便利な用具がいくつかあります。飼育ケースのスペースに余裕があれば、セットしてあげるといいでしょう。

ヒーター  ハムスターは、気温が低くなる冬になると、冬眠します。栄養がしっかり足りていないと、冬眠中にそのまま死んでしまうこともあるので、小動物用ヒーターで保温して、冬でも冬眠しないようにしましょう。