アレルギーがある場合には野菜をゆでたものに、魚、豆腐、海藻などを入れましょう |
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ゆでた野菜とごはんだけでは栄養的に偏り、愛犬の健康面が心配です。犬の食事を考える時には肉、魚、豆、乳製品などのタンパク質と、ごはんやパンや麺類、野菜、海藻などが入るようにしたいものです。これだけ入ると、手作りでもバランスがよくなります。
現在の食事に牛、豚、鶏を除いたタンパク源を入れることを考えると、羊や魚などが思い浮かびます。豆腐や、消化に悪い皮部分を取った大豆なども良いでしょう。ジャコや煮干などを使う場合は、塩分が多いので、一度ゆでてから使うようにしましょう。すりゴマなども入れると、さらにバランスが良くなると思います。
しかし、いずれにせよ、栄養バランスを保ちながら、アレルギー物質を避けることは、手作りの食事では大変なことです。最近はアレルギーを警戒し、アレルギー物質を使用しないフードも増えています。使用されているタンパク源もいろいろなものがあるので、必ずその犬に向いた、安全なフードが見つかるはずです。
また、アレルギーのある犬には、使う食器にも気を使ってやりましょう。いつでもお皿を交換できて、清潔を保てるものや、アレルゲンを洗い流せる陶器製の食器などを選んでやりましょう。 |