足先だけ持とうとせず、足の関節から足先全体を持つようにします
前足
後足 |
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前に深爪をして痛い思いをさせたことはないですか? あるいは動物病院や美容院で痛い目にあったことはなかったでしょうか? 痛い経験をしているとすっかり懲りて、いっさい拒否する犬になります。
さて、爪を切るときには雰囲気が大切。犬が落ち着いているとき、切る方の飼い主もゆっくりやろう、というリラックスした中で行なうようにします。部屋でのんびり過ごしているときに、自分の股の間に犬を入れて、頭を股側に寝かし、穏やかに話しかけながら始めます。
決して、「さあ!爪切るよ!おいで!」と叫び、とっつかまえて押さえつけることのないように。
リードにつないで行なうのもいいです。おなかを上にして、あなたの股の間に寝かしたら、リードは腿の下を通し、外に出します。これで首が固定され、むやみに動けなくなります。
爪を切るときには、犬のひじの関節を小指にひっかけ、他の指で足の裏になる部分を持ちます。足先だけ持つと、あばれます。親指と人差し指で押して爪を出し、尖った部分を切ります。歩いていれば丸くなるので、爪の切り口は気にしないでけっこうです。 |