子犬を飼うときには、必ず主治医となる動物病院を見つけておくことが大切です。近所で犬を飼っている人に、どこの動物病院がいいか聞いておくといいでしょう。
　動物病院は、病気や怪我のときに治療してくれるのはもちろんですが、それ以外にも、飼い始めのときに、子犬に異常がないかを健康診断してもらったり、病気を防ぐワクチンや狂犬病予防の注射をしてもらいます。特に健康診断は、子犬が落ち着いたら、なるべく早めに行うといいでしょう。

　ワクチン注射は犬の伝染病を予防してくれます。ペットショップなどでも、最初のワクチン接種が行われていますが、場合によっては早すぎて、ワクチンの効果がない場合もあります。動物病院でワクチンの追加接種をする場合には、最初のワクチンをいつ接種したかの証明書などを持っていくといいでしょう。
　また、４月になったら、狂犬病予防注射も必要です。狂犬病の予防接種は飼い主の義務として、法律で決められています。
　さらに地域によって差がありますが、蚊を見かけるようになったらフィラリアの予防も行いましょう。