多くの犬は水を嫌がりません。いきなり熱いお湯や、冷たい水をかけたりすると、シャンプーを嫌がる犬になってしまいます。飼い主が楽しそうにシャンプーすることで、シャンプーを楽しいことだと犬に思わせることが大切です。
シャンプーする場合、お湯を顔にかけないように注意しながら、犬の見えるところでまず飼い主が、シャワーのお湯を手に受け、それから犬にかけてやる。そのように犬を安心させてから、かけてやることが、うまくいくコツです。
犬のにおいが気になるときでも、シャンプーは月に一度くらいに抑えないと、皮膚を傷めてしまいます。皮膚を傷めないように開発されたシャンプーや、バイオテクノロジーを駆使したシャンプーなどもありますが、シャンプーは月一くらいにして、ケアクリームやグルーミングスプレーなどでフォローしましょう。
シャンプーの手順は
「犬のしつけ方と手入れ」の(シャンプー)のページに詳しく出ているので、そちらを参照して下さい。
子犬は、意外と臭うものです。しかし、生後2〜3か月では、まだしっかりとした体温調節ができないため、よほど暖かい季節以外は、シャンプーするのは避けた方がいいでしょう。フンに触れたりして汚れてしまったら、ペット用ウエットティッシュなどで拭いて、きれいにしましょう。また、暖かい季節であっても、シャンプー後の水気をタオルでよくふき取って、しっかりと乾燥させることが大切です。