好奇心旺盛なネコは何にでもじゃれつきます
まずは脇をしっかりかかえ、持ち上げて抱きかかえます
首の後ろの皮をしっかりつかむ
ネコの母親は子猫の首をくわえて移動します
首をくわえられるとおとなしく運ばれてゆきます
ネコジャラシなどで遊んでやると、よいコミュニケーションになります |
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基本的にネコは、脇から手を回して抱き上げ、優しく赤ちゃんを抱きかかえるようにして持ちます。ネコが自由にならない程度に、それでも力を入れ過ぎて、ネコを緊張させないようにするのがこつです。
抱くときは、ネコの肩の上、首の辺りを何気なく掴んでおくと、暴れたときに首を掴んで押さえることができます。抱かれているネコが落ち着かないときは、優しい言葉をかけてやると、ネコも安心します。
ネコが興奮して暴れるときは、まず首を抑えます。首を絞めないよう、肩を掴む感じです。これで噛んだり、引っ掻かれたりしません。耳や尻尾は痛いので、絶対に掴んで引っ張ってはいけません。ネコを捕まえたら、首の後ろの皮を掴みます。ちょっとかわいそうに思えますが、これは親猫が子猫を運ぶときと同じ方法で、しっかり掴めばネコは痛くありませんし、かえって落ち着くものです。かわいそうに思って、ちょっとしか皮を掴まなかったり、躊躇したりしていると、ネコは落とされると思って、よけいに興奮しますから、しっかり掴んでください。
ネコを抱いたり、掴んだりするのは、慣れるまでは難しいので、体が小さく、扱いやすい子猫のうちから、毎日遊びながら練習しましょう。ネコの方も毎日扱われているうちに馴れてきますから、お互い練習になります。
ネコは動く小さなものを見ると、追い掛けて捕まえずにはいられません。ネコジャラシやレーザービームのおもちゃが各種あるので、これを使って遊んであげましょう。
ゆったりした気分で甘えたいときは、ネコは甘えた声を出して勝手に膝に乗ってきます。そのときがネコの飼い主の至福の瞬間。抱き上げて、ゴロゴロいうまで、優しく撫でてあげましょう。 |