トイレはすぐに覚えますが、常に清潔にしておくことが大切です
トイレの砂をチェック
用を足しているときにはそっとしておいて…
トイレは静かで落ちつく場所に置きましょう
ネコはトイレが汚れていると、トイレで用を足しません
トイレの砂は常に清潔に保つようにしましょう。トイレの手入れは飼い主の役目です |
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ネコのトイレは、しつけというほどのことはありません。ネコはもともと決まったところに排泄する習性があるので、雄ネコのマーキングと子猫の頃を除いて、ほとんどのネコが生後一年もすればトイレを覚えます。稀に外にしてしまったり、足ではね飛ばしたりすることもありますが、それは動物ですから大目に見てあげてください。
絶対にできるようになりますから、トイレ以外の場所でしたときも叱らないこと。叱られると、その後は「排泄すると叱られる」と思って、隠れて排泄する悪い癖が付いてしまい、トイレでしなくなります。
初めて家に来たとき、子猫は餌を食べたり、水を飲んだりした後や、寝て起きたときに排泄します。排泄したくなると、まずそわそわし出して、床の臭いを嗅ぎ始めますから、そぶりが見えたら、トイレに連れていって排泄させます。これを何度か繰り返すと、トイレ砂のある場所がトイレだと覚えます。
何度もトイレ以外の同じ場所で排泄する場合は、そこにトイレを置いてみてください。そこが、ネコにとって落ち着いて排泄できる場所なのです。
あちこちに排泄してしまうネコは、トイレが汚いか、叱り過ぎか、あるいは落ち着ける場所がないなど、他のストレスが原因です。なるべく静かな落ちつける環境に清潔なトイレを置くことでなおるはずです。
ネコのしつけは難しいのですが、ネコは叱られていることは分かります。ですから、ネコが馴れてきたら、まず「だめ」でも、「こら」でもいいので、大きな声で叱るときの言葉を覚えさせます。じゃれたときや盗み食い、いたずらしたときなど「ダメ」で止めさせます。手をたたいたり、空き缶を落としたりして、大きな音を立てて注意をひいてから叱るのも、かなり効果があります。
また、名前を呼んで餌をやったり、撫でてやったりすると、呼ばれたら来る、ということを覚えます。ただし、呼んでから叱らないこと。そうしないと、叱られるので呼ばれるのか、餌がもらえるので呼ばれるのか、自分で判断して、来たり来なかったりになってしまいます。 |