数年前から、「雑種」という言葉のイメージが悪いため、純粋種以外のペット動物に対して「ミックス」という呼び名が提唱されていますが、それはもともと商品としての価値とは全く、別次元の理由で命名されたものです。
最近はインターネットなどで、ミックスのネコが販売されています。この場合、ブリーダーがどういう意図で繁殖させたのか分かりませんが、愛好団体で認められていない繁殖は雑種です。
ミックスネコがかわいければ、高いお金を払って買うのは、その人の自由ですが、数年前までペット業界ではミックスという「商品の概念」はまったくなかったこと。純粋ネコの値段は血統管理の証明であり、その裏には何世代にも渡って、健全で愛すべき品種としてのネコを繁殖させている、ブリーダーたちの努力が反映していることを知っておいてください。 |