シロテテナガザルの赤ちゃん

２年間はお母さんのおっぱいを飲みながら、葉を食べてすくすく育ちます

テナガザルは長いうでを使って、枝から枝へじょうずに渡ります。生まれたばかりの赤ちゃんは、体重２５０〜３００ｇほどで、毛はうすく、目はうっすらと開いていますが、ものははっきりと見えていません。しかし、ものをつかむ力が強く、お母さんにしっかりとしがみついています。２年間はお母さんのおっぱいを飲みながら、葉を食べてすくすく育ちます。完全なおとなになる８歳ころまでお母さんといっしょに行動し、弟や妹の世話を手伝います。