金魚を迎えるとき、そのまま水槽に入れるのは避けた方がいいでしょう。水質や水温の違いから、金魚が弱ってしまい、なんらかの病気を発症してしまうこともあるからです。
金魚を袋に入れて移動したときにかかるストレスや、病気などの心配がある場合は、別の容器にエアーポンプで酸素を送りながら、そこに金魚を入れ、その中で、2〜3日トリートメントする必要があります。トリートメントは、塩水浴によって行います。塩分が濃すぎると水草がダメになることもあるので、注意してください。ひじょうに面倒ではありますが、トリートメントすることによって、健康が維持できるのです。
金魚を新しい水槽に入れるのは、
- まずは、水温を合わせるため、水槽の中に袋のまま入れます。
- そのまま、30〜1時間程、水槽の中に入れておきます。
- 次に、袋を開けて、クリップなどで水槽のふちに袋を留めるなどしてから、水質を合わせるため、水槽の中の水を袋の中に少しずつ入れていきます。このとき金魚の飛び出しに注意します。
- 最後に、袋の中の金魚を水槽に入れます。この時、金魚だけを水槽の中に入れ、袋の中の水は、水槽の中に入れない方が良いです。
以上のように、金魚を初めて迎える時は、いきなり水槽に入れずに、手順を踏んで入れた方が金魚にかかるストレスなどが少なくなります。