大砂利
川砂
ソイル
底材にたまったエサを食べるドジョウ
底材は汚れがなくなるまでよく洗う
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底材には砂利や砂、ソイル(土)などがあります。底材には金魚の糞やえさの食べ残しなどが入り込んで、水質悪化の大きな原因になります。そんな底材の中には、細菌や寄生虫が繁殖しやすい場所になっていて、金魚が弱ったとたん、金魚に取り付きます。金魚が弱るチャンスをねらっているのです。それを避けるために定期的な掃除が必要なのです。
底材の掃除は金魚をすべて出し、水草や流木、石なども出し、水を捨てるという全面的で大がかりな掃除になってしまいます。ふつうは2〜3か月ごとに行わなければなりません。砂利や砂の場合は、水槽内を空けて、砂利や砂をよく洗います。ソイルは、すべてを廃棄して、新しいものに交換します。
毎日の底材のメンテナンスに効果的なのは、掃除屋であるエビや貝、ドジョウです。これらの生き物は、いつも底材の上で食物を探して、残り物を食べてくれます。底材の中に生息するバクテリアは、金魚の糞尿にふくまれるアンモニアを分解してくれます。 |