梅雨の終わり頃、金魚はいっせいにオスがメスを追いかけるようになり、メスはそれに刺激され水草などに産卵を始めます。このときオスはメスに群がり放精し、卵が受精します。受精後3〜4日後には稚魚が誕生します。
金魚のオスとメスの見分け方は、上級者でなければ難しいと思います。ふつうはオスの生殖孔はメスよりも小さく、楕円形をしています。メスは生殖孔がほとんど円形で、オスよりも大きく、横から見ると出っぱっています。
複数飼育していて、飼育環境に適応していると、金魚は産卵します。金魚の卵は、直径2〜3ミリの半透明の卵で、水草などに産み付けられています。産卵の兆候は、オスがメスを追いかけ回します。産卵は、水草などにメスが体をふるわせるようにこすりつけて、そこにオスが群がっています。 |