土から出てきて草や木に登ります
幼虫の背中が割れます
成虫がぬけ出します
からだが出ると翅をのばします
翅がかたまるまで待ちます
翅がかたまると飛び立ちます |
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アブラゼミは、卵からふ化して、6年間を土の中ですごします。土の中では木の汁などをすって成長し、7年後、地上に出てきて、木に登り、成虫へと羽化します。毎年、夏になると、夜間、地上を歩く幼虫を見つけることができます。羽化を観察するには、この幼虫をそっと持ち帰り、木に止まらせます。しばらくは、自分が気に入る場所を探して、木を登ったり降りたりしてますが、そのうちじっと動かなくなります。すると羽化の始まりです。幼虫の背中が割れ、白い成虫が現れます。
このときの様子は、時間を計りながら、気づいたことを記録したり、写真を撮っておくといいでしょう。 |