産卵するオオカマキリ
オオカマキリの卵のう
ふ化したばかりの前幼虫
えさをつかまえるオオカマキリ
昼活動するときは緑の目
夜活動するときは黒の目 |
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オオカマキリは、秋に産卵し、あわが固まったものでつつまれた卵塊(卵のう)のまま冬を越します。春になって暖かくなると、卵のうからいっせいに子どもがふ化します。この様子を観察するには、卵のうのついた枝などを、長めに切り取って家で保存します。子どものカマキリは、ふ化すると数時間後にはえさを探します。動く小さなものは何でもとらえるので、仲間同士で食べ合うこともあります。また、えさにはアブラムシなどを用意するといいでしょう。
成虫は、昼も夜も活動するので、明るい場所、暗い場所でもものが見えるように、眼にひみつがあります。飼育しているときには、昼と夜の眼の違いを観察してみるといいでしょう。 |