ロングリードにつないで
犬が来たら
優しくほめてやる |
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名前を呼ぶと、いつでも来る犬にすれば、犬が勝手に行動することがなくなります。注意しないといけないのは、名前を呼ばれるときにはいいことが起こると教えること。そのため、名前を呼んで叱ったり、来たときに叩いたりしてはいけません。
また、リードでつながれているときに飼い主以外の人が呼んでも、リードの長さ以上に引いてはいけないことも教えます。
- リードをいくつかつなぐか、5〜10メートルのリードを用意し、犬をつなぎます。
- 飼い主はリードを持って犬と対面し、犬の名前を呼びます。犬が来たら優しい顔と態度で受け止め、褒めます。来ない場合には、リードを手繰り寄せ、犬がすり寄ってきたら褒めます。決して犬を手でつかもうとしないこと。捕まえられたと犬が感じます。
- この繰り返しで、名前を呼んだら来る習慣がつきます。
- やはり5〜10メートルのリードに犬をつなぎ、飼い主はそのリードを持ちます。大きな力がかかっても体が動かないよう、踏ん張っていてください。
- ロングリードの長さが届かない所に友人を配置します。そして、友人に犬の名前を呼んでもらってください。犬が呼び声に反応し、リードが張ってもなお進んだら、強くリードを引き、同時に大きな声、強い口調で「マテ!」と指示します。
- この繰り返しで、他人に呼ばれてもリードの長さ以上に引いてはいけないと知ります。
※なお、練習は野放し状態でせず、ロングリードで行ないます。 |