ハウスを教えるのにいちばん適した時期は、子犬が来てからすぐ。トイレトレーニングと同時にやってしまうことです。ここでは、ちょっと大きくなった犬に、ハウスやクレートに入って静かにしていられるように教える方法を紹介します。
- ケージ、クレートなどの扉を開けっ放しにし、中に好きなおやつを少し入れておきます。
- 犬が中に入って、おやつを食べたら、褒めてあげます。そしてケージやクレートにある程度慣れるまで、これを続けてください。
- 次の段階では、ケージやクレートの中におやつを食べに入ったら、静かに扉を閉めます。扉を閉めたら、ケージやクレートの柵の間から、すぐおやつを入れてあげてください。最初のうちは、少ししたら外に出します。そして、この中に入っている時間を少しずつ延長します。与えるおやつは食事に影響しないよう、ほんの少しにしましょう。
注意:中でキャンキャンと鳴く場合には、いくらキャンキャン鳴くからと、外に出していると、鳴けば出してくれることを覚え、かならず鳴くようになります。状況が許すなら、鳴いてもそのまま放っておきます。
あるいは毛布などをかけて、暗く、あまり音がしない、落ち着きやすい環境を作ってしまいます。
また、なんの前触れもなく、鳴いている犬に近づき、スリッパなどで思い切り床を叩き、同時に「ダメ!」と叱る方法もあります。 |