食事のときや、出先で待機させたいときなどに応用できるマテは、ぜひ覚えさせたい指示のひとつです。
- リードをつけ、犬を飼い主の横に座らせます。
- 人が動いても犬が動かないように、手の中指で犬の頭を軽く押さえ「マテ!」と言います。
- 指を置いたまま、飼い主は犬の横から前に移動してください。途中動きそうになったら、その都度「マテ」と指示します。
- 次に指は頭に置いたまま、犬の前から反対側の横に移動します。
- 次に指の位置を頭から背中、肩甲骨の間あたりに移します。そして「マテ」と指示しながら最初の位置、犬の横に戻ります。
指を置いて、犬の周りを一周できるようになったら、今度は指なしで回れるように練習します。
- それもできるようになったら、リードをめいっぱい長くした離れたところで「マテ」と指示して、マテをさせます。
- それもできたら、柵など物にリードを結んで、スワレ、フセ、マテを指示。待てるようにします。また、マテの時間を徐々に延ばしていくようにします。
※なお、途中どこかでできなくなったときには、最初の段階に戻ってください。 |