アレルギー性のもの、細菌性のもの、犬の毛やまつげの刺激で、角膜が傷ついて起きる場合(角膜炎)、まぶたの奥の結膜が刺激で充血したり、かゆがる、痛がる場合(結膜炎)があります。涙や目やにが増え、犬は眼を気にしてこすります。
アレルギー性なら食べ物を変えてみます。まつ毛が原因なら取り除きます。眼周辺の毛が長い犬は眼の周りの毛をカットして入りにくくすると予防になります。
遺伝性の場合と老齢性の場合、糖尿病からくる場合とがあり、視力が低下します。遺伝的に視力が弱い場合には、失明の可能性もあります。目の水晶体が白濁するのが特徴です。若い犬の場合には手術で改善する方法もあります。定期的に検査して、症状がでたら、進行をくいとめる薬を使い始めます。
眼圧が高くなり、失明する病気です。遺伝性、腫瘍性、水晶体の異常、眼の炎症、眼のケガなど、いろいろな原因があります。
目が飛び出したように見え、犬は痛がって元気を失います。
遺伝性、腫瘍性の場合の予防は難しいのですが、定期的に検査をすることで、早期発見し、治療で進行を遅くすることができます。
まぶたが眼の内側に入り、まつげが直接眼球に触ります。涙、目やに、かゆみが出ます。手術で治すことができます。
まぶたが眼の外側にめくれ、まぶたの粘膜を傷める病気です。涙や目やにが多くなります。手術で治すことができます。 |