細菌やウイルスの感染によって、いつも鼻水やくしゃみが出ている鼻炎が原因です。この鼻炎を放置しておくことで、炎症が副鼻腔まで達し、ひろがってしまう病気です。
症状としては、いつもどろっとした鼻水が出ています。くしゃみが頻繁に出て、苦しそうに呼吸します。
予防法は、鼻炎のうちに治療して治すことです。また、細菌やウイルスへの感染を阻止することです。体力を日ごろからつけておくことも、予防法のひとつになるでしょう。
遺伝性、鼻腔粘膜の腫れ、分泌物の鼻腔内への蓄積などが原因で、鼻腔が狭い状態になり、普段は聞こえない呼吸音が大きくなったり、少しの運動で息があがったり、高温多湿の夏などに呼吸が苦しくなる状態です。
遺伝性の場合には、手術によって鼻の穴を広げる方法をとることがあります。遺伝以外が原因の場合には、それぞれの原因に対処した治療をします。
遺伝性の場合には予防法はありません。その他の場合には早期発見、早期治療で、ひどくなる前に治すことです。
なお、フレンチ・ブルなどのブルドッグ系の犬に、ときどき遺伝的に鼻の穴が縦一直線のように細い犬が生まれることがあります。 |