結石の成分はリン、マグネシウム、カルシウムです。これらの成分が多く含まれた食事をとっていることで、かかりやすくなる病気です。
症状としては、オシッコをしたがるのにあまり出ない、オシッコに血が混じるなどがあります。症状が悪化すると、オシッコが完全に出なくなります。
正しい栄養バランスの食事を心掛けることが予防になります。人間の食事や人間のおやつを与えるのはよくありません。軽症の場合には、食事療法で治すことができます。
細菌感染でかかる場合がいちばん多い病気です。尿道結石や腫瘍、神経性の排尿障害、腎臓障害などが原因のこともあります。
症状は、オシッコの回数が増え、尿に悪臭が出ます。
予防は難しいうえに、この病気に一度かかると、次から再発しやすくなります。犬がやたらに陰部をなめるような場合には、細菌感染しやすいので、注意が必要です。症状が軽いうちに治療を始めることが大切です。
食品添加物の大量摂取、排尿障害や心不全などが原因で、発症します。人間の食事を与えると、腎臓に障害が出やすくなります。
初期症状は食欲不振や嘔吐。しばらくすると体調が戻ったように見えますが、オシッコの量が少なくなったり多くなったりします。オシッコが少なくなると老廃物が排出されずに血液中にたまり、尿毒症を起こします。逆にオシッコが多いと、脱水症状を起こします。
犬の体に合った食事を心掛けることが予防になります。初期のうちなら腎臓に負担をかけない処方食を食べさせます。 |