健康チェックは、時間を決めて行なう必要はありません。食事のとき、トイレ掃除のとき、散歩や手入れのついでに注意して見る癖をつけましょう。それで愛犬の異変、異常は察知できます。
オシッコや便の色はいつもと同じですか? 下痢や便秘はしていませんか? ひどい悪臭や薬品臭などはないですか? 血液はまじっていませんか?
片付けるついでに、排泄物が普段どおりか、いつもと違うのかを見るようにしましょう。
基本的に犬は、食べること、寝ること、散歩することが大好きです。間食していないのに食べない、食事の時間を喜ばない、水ばかり飲んでいるというのは、要注意です。食べたがらないときには、元気があるかどうか、様子を見てください。また口の中を見てください。歯茎から出血していたり、歯がぐらついていたりしている場合もあります。
食事が終わった後の様子にもちょっと目をやりましょう。嘔吐していませんか? 吐いて、またすぐ食べるような場合には心配ありませんが、頻繁に吐く、吐いて元気がない、吐いたものに血液が混じる、下痢も見られる、という場合には病院に行きましょう。便や嘔吐物も持っていくと、すぐに検査に回せます。 |